ブナコ : ボウル ( 四角型 / 大 )

青森県弘前の木工芸品 「ブナコ」の古いボウルです。
今では手に入らない塗料や職人の代替わりなどの理由から、表情が現代のものと全く違う古いブナコ製品。現在では手に入れることが難しくなってしまったとても貴重なものとなっています。
このボウルは、ベースとなる底板に四角い板が使われたデザイン。初期のものに見られる強いツヤも特長です。全体的に赤みが強く、底板の木目が面白い珍しいモデルです。

ブナコ
日本最大の蓄積量を誇る青森県のブナの木を有効利用するために開発された工芸品です。1956年に青森県工業試験場で考案された技法で、ブナの原木をかつらむきの原理で約1mmの厚さにスライスし、テープ状にカットにしたものを手で巻き締め、押し出して形を作っていきます。
今日でもブナコ株式会社(旧ブナコ漆器製造株式会社)によって昔と変わらない技法で器やランプシェードなど優れた製品が生産されています。グッドデザイン賞の受賞回数も多く、素晴らしい工芸品として広く知られています。
1966年、1981年、1982年、2007年、2009年、2012年グッドデザイン賞受賞。

商品詳細について
・メーカー　：ブナコ漆器製造株式会社
・サイズ　　：約 D260 x H67 mm
・素　材　　：ウッド

※モニタにより実際の色と多少異なることがあります。